はじめに
こんにちは。2021年上半期には「Back 4 Blood(L4D3)」「NieR Replicant」「バイオハザードヴィレッジ」などビッグタイトルが多数リリースされます。これから新しくPCゲームを始めたい方、今の環境を整えたい方、是非この記事をCPU選びの参考にしてみてください。
【2021年上半期】PCゲーム向け おすすめCPUランキング AMD編
第1位 Ryzen 7 5800X
第1位はRyzen 7 5800Xです。
主なスペック
- 価格:¥59,980(2021年2月現在)
- コア数:8コア
- スレッド数:16
- ベースクロック:3.8GHz
- ブーストクロック:4.7GHz
- チップセット:AMD400/500
- L3 Cache:32MB
- 対応メモリ:DDR4-3200
- TDP:105W
- 発売日:2020年 5月20日
となっております。
Ryzen 7 5800Xの強み
Ryzen 7 5800Xは8コア16スレッドCPUです。最大4.7 GHzで動き、メモリもDDR4-3200が動作するのでゲーム性能は文句なしです。PCI ExpressのバージョンはPCIe 4.0で、読み書きが高速なPCIe4.0 M.2 SSDが使用できるので、ゲームの読み込みはもちろん、動画編集なんかでも活躍すること間違いなしです。また消費電力が少なく、インテル製CPUに比べ、ワットパフォーマンスが大変優れているのが特徴です。
Ryzen 7 5800Xの弱み
Ryzen 7 5800Xは価格が6万円近くするため、初心者には手が出しにくい価格帯かもしれません。またCPUクーラーが付属していないため、初めてPCを自作する方は別途購入する必要があります。内臓グラフィックもないためトラブル時の対応能力が必要です。
第2位 Ryzen 5 5600X
第2位はRyzen 5 5600Xです。
主なスペック
- 価格:¥44,980(2021年2月現在)
- コア数:6コア
- スレッド数:12
- ベースクロック:3.7GHz
- ブーストクロック:4.6GHz
- チップセット:AMD400/500
- L3 Cache:32MB
- 対応メモリ:DDR4-3200
- TDP:65W
- 発売日:2020年 5月20日
となっております。
Ryzen 5 5600Xの強み
このCPUの強みはバランスのいいスペックと消費電力の少なさです。最近は多コアが主流ですが、このCPUも6コア12スレッドを搭載し、4.6GHzで動作します。L3キャッシュも上位の5800Xと同等の32MBを搭載しています。もちろんPCIe4.0対応で高速SSDも使用可能です。ゲームも動画編集も問題なくこなせる万能CPUです。
Ryzen 5 5600Xの弱み
万能CPUなだけに、価格がすこし高いかなと感じています。コア数だけで言えば、インテルのcore i5シリーズが同じく6コア12スレッド、2万円台の製品があることを考えると、4万円を超えるこちらの商品は少し高いかなと・・・しかしコア数以外のスペックではもちろん圧倒的に優位なので、このスペックを生かせる方はぜひ検討してみてください。
第3位 Ryzen 7 3700X
主なスペック
- 価格:¥37,980(2021年2月現在)
- コア数:8コア
- スレッド数:16
- ベースクロック:3.6 GHz
- ブーストクロック:4.4GHz
- L3 Cache:32MB
- 対応メモリ:DDR4-3200
- TDP:65W
- 発売日:2019年 7月5日
となっております。
Ryzen 7 3700Xの強み
このCPUは1世代前のものになりますが、2021年でも現役でゲームに使用できるCPUです。4万円を切る価格で8コア16スレッドを搭載し、TDPは65Wと驚異のワットパフォーマンスを実現しています。PCIe4.0に対応しているため、高速SSDの使用も可能です。
Ryzen 7 3700Xの弱み
1世代前のCPUのため、最新のものと比較するとどうしても性能で見劣りしてしまうのは仕方ないのですが、省電力を実現している分、動作クロックも低めに設定されており、5800Xと比較してシングルコア性能が20パーセントほど低くなっています。それでも価格以上の十分な性能を有しているので、通常のゲームプレイには支障はありません。
まとめ
今回は5世代CPUの登場前に、現在販売されているCPUでゲーム向きのものを選んでみました。
CPUは値段の変化が速く、新製品のスパンも早いので比較が難しいパーツの一つです。この記事がCPU選びの参考になれば幸いです。
また別の記事では動画編集・3DCGなどのクリエイター向けCPUの紹介もありますので、ぜひご覧ください。
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